Maeshiba Method of Modeling Mass 本ページでは、素描や人体の仕組みなどについての尽きない興味をご紹介。 アカデミック造形研究プロジェクト 第2弾 美術解剖学ワークショップ ≪0からの構築プロセス≫ 2023.1.21(Sat) 重要文化財・大阪市中央公会堂 今度の制作は芯棒組みから! ★等身大トルソの公開制作★ 満員御礼 アカデミック造形研究プロジェクト 第2弾 美術解剖学ワークショップを行います! 2023.1.21(Sat) 重要文化財・大阪市中央公会堂 今度の制作は芯棒組みから! 前芝は、等身大トルソの公開制作! 皆様、是非ともお越しください★ ≪トルソ -美術解剖学モデル海斗氏-≫ 2022年第9回日展、会員出品 国立新美術館 前芝武史・アタリサオリ 2人の美術解剖学展 2022年8月14日 公開制作≪劇変の時≫・講演座談会の様子。 重要文化財・大阪市中央公会堂 モデルは美術解剖学モデル海斗さん。 講演座談会も、有意義なお話ができたと思います。沢山の「目から鱗」があったでしょうか( ^ω^ ) 前芝武史・アタリサオリ 2人の美術解剖学展 2022年8月13日~16日 ※14日には公開制作・講演、座談会を行いました。 重要文化財・大阪市中央公会堂 ワークショップ、講演座談会も開催 新作 Mahatma Gandi―永遠の祈り―出品予定 会場は重要文化財・大阪市中央公会堂 2022年度 美術解剖学会 東京藝術大学 一般公演 お陰様で、大変好評を得ることができたと思います。本当にありがとうございました★ 会場となった東京藝術大学の門前にて。 《男性の背中》 解剖学と、モデルの実際から受ける感動の 両側面を意識したもの。ボールペン。20分。モデルは生きる美術解剖学モデルとして世界的に名高い海斗(ヒロ)さん。
《脈の形象》 制作途中。上のデッサンを基に粘土で建築、奏でたもの。 ≪彫刻家は形をどう見るか ―腕は何処からはじまるのか―≫ パワーポイントの図形挿入機能のみで、前芝作図。講義・講演用資料の一部。
《手のデッサン》 団子の組み立てでデッサン★ボールペン。 ≪彫刻家は形をどう見るか ―脚は何処までなのか―≫ インナーマッスルまで考慮すると肋骨直下の脊椎から下が脚と捉えることもできる。パワーポイントの図形挿入機能のみで、前芝作図。講義・講演用資料の一部。
《男性の背中》 上のデッサンに、骨格を入れてみた。 教え子に形の秘密を教えるためにパフォーマンスしたもの。ボールペン3分。筋肉をつけていくことも重要なのだが、それよりもはるかに重要なのが骨学。 ≪人体塑造の表現はどこをしっかりとさせるべきか≫ 手首の回転のシステムと共に図示。前芝作図。講義・講演用パワポ資料。 《トルソ習作》 作品を作るためのデッサン。ボールペン8分。 【科研費採択研究で考案した授業】 骨格標本に粘土(団子のような塊)で直接モデリング。 人体の構造を考えることが 美術解剖学の主たる目的。 逆に皮膚から外していくとどうなるか。もとになる形は?そしてこれよりも重要なのが、重心・力線・正中線と、鉛直の関係。
【私の左手】 自らの手のデッサン。ボールペン。
【枯れた花】 枯れた植物を拾った。絵になりにくいと感じたものを拾って描く。しかし、形を追求していくうちに、どんなものにも美が潜んでいることに気づく。それがデッサンというもの。ボールペン。
【講義】 自然の原理を造形にどう用いるか。
《腕を上げた時の現象》 腕はまるで木の幹。ならばその根っこはどこなのか。その根は大胸筋であり、肩甲骨とその周囲の筋肉に感じられ、それらは肋骨を咥え込んでいるかのよう。背中と脇。鉛筆。
《社の田園》 絵になりにくいと思われる風景、そんな風景を敢えて選んで描く。ボールペン。
【習作】(現在構想中) 彫塑作品のためのデッサン。布と組み合わせるか。
【骨学の講義】 彫刻家は骨学をどう扱うか。
「骨格の進化」 魚類➡両生類➡爬虫類➡哺乳類➡ヒト 団子の組み立てデッサンで、進化を動画のように再現する。生物は正にその環境に適応したデザインを持つ。
脊柱は全てを集約し頭部を捩じ上げる。 それは脊椎動物の進化の軌跡だ。 こう考えると、首は尾てい骨周辺から始まっているように見える。 解剖学、それは真実を抜き取ることである。。 それは時に、幾何学となる。 解剖学は、これを表現に強制するものではない。しかし、正しい形がいかなるものかを知れば、自然と対面したとき、その彫刻的感動はひときわ大きなものになると感じる。 マッスの組み立て、幾何の構成、そして美術解剖学。人体は宇宙がもたらした138億年の歴史、生物進化の36億年の歴史の形であり、その頭脳はまた宇宙につながるかのような広がりを持っている。解剖学とは、真実を見る事。そしてこれは森羅万象の教養学へとつながるものでもある。 私は、このことを学び、これを教えたい。 そしてこの事柄を改めて、いろんな学問につなげていけるよう教育では配慮したい。 何故なら造形芸術は無限大の可能性を秘めた学術領域なのだから。
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